2馬力ボート・ミニボートで釣りをするために必要なもの

※当サイトはアフィリエイト広告を利用しています

2馬力ボート・ミニボートで釣りをするために必要なもの

2馬力ボートで釣りしたいけど何が必要?

2馬力ボートは初期費用はそれなりにかかりますが、船舶免許不要で海釣りや池、ダムでの釣りで行動範囲が大きく広がり、釣りをより深く楽しい世界に連れていってくれます。

この記事では、2馬力ボートでの海釣りで最初に準備するべきものをまとめてみました。

これから2馬力ボートで海釣りをしてみたい人や最初に何を準備したらいいかわからない人は参考にしてみてください。

ちなみに僕は、バス釣りでゴムボート2年→アルミボート3年→海釣り2年やってきました。

海釣りはまだ初心者のレベルですが時短準備に拘ったり、無駄を削ったり試行錯誤しています。

無駄に費用を掛けたくない(かけれない)という人は参考になる部分があると思いますので、ぜひ最後まで読んでみてください。

2馬力ボートの海釣りで必要なもの

これから紹介するものは2馬力ボートで海釣りを始めるまでに最低限必要なものです。

ボート

ボート

いやまぁ、当たり前と言えばそうですがボートがなければ何も始まりません。

2馬力ボート、ミニボートとは?

「船の長さ3メートル未満」と規定されています。
しかし、法律でいう「船の長さ」とは一般的に「船の長さ×0.9」とされています。
実際には「船体長3.33メートル未満(11フィート)」なら、船の長さ3メートル未満になります。

社団法人 日本舟艇工業会 「ミニボートの基礎知識」より

免許不要艇は法律で決まっています。 さらにボートには色々な種類があります。

人により選択肢や環境が違いますので、「コレ!」というのはありません。

ご自身の環境に合わせて選んで下さい。

ちなみに僕はリョービ ボートエースに乗っています。

ボートエースは2馬力ボート釣りでは目にすることも多い黄色のボートです。

僕のボートエースについては下記記事で紹介しています。

船外機

2馬力の船外機とは?

無免許、無検査で乗れるボートにつける事ができるエンジンの出力は、法律では「出力1.5キロワット未満のエンジン」とされています。
1馬力=0.7355キロワットなので、1.5キロワット=2.039馬力となります。
したがって出力2馬力と表示されているガソリン船外機の場合、出力1.5キロワット未満に相当し、この条件をクリアしています。

社団法人 日本舟艇工業会 「ミニボートの基礎知識」より

ホンダやトーハツ、ヤマハ、スズキの2馬力船外機、ジェイモの1馬力船外機を選んでおけば問題ないですね!

船外機の選び方はこちら

僕の船外機の紹介記事はこちら

オール

オール
しんさん
しんさん

オールは必ず持ち込みましょう!

オールは船外機が故障した時に動力として必要です。また離岸時や着岸時、他には大型船などが通って横波を受けそうな時にちょっと向きを変えたりする時にも使用します。

また2馬力ボートでの行動範囲はオールで帰れる距離までとしましょう。

ガソリン携行缶

ガソリンボトル

ガソリン携行缶は必ず常備してください。「多いかな?」と思っていても問題ありません。

ガソリン携行缶は重たいので、ガソリンボトルに移し替えて使うのがおすすめ。僕が2馬力ボート釣りを始めた当初はガソリンボトルの値段がここまで高騰していなかったのですが、今はクソ高い…。それでもガソリンボトルにした方が絶対にいい!

僕が使っているガソリンボトルのレビュー記事です。

鉄製の携行缶は内部でサビが発生するのでおすすめ出来ません。

また海水を受けるので外側も錆びてしまいます。

2馬力ボートをされている方がよく使っているガソリン携行缶はゴリッタです。

ポリ容器なのでサビてしまう心配がありません。ガソリンスタンドによってはゴリッタでは給油してもらえないので注意してください。

ゴリッタについて詳しく知りたい人は下記記事をご覧ください。

認証旗

認証旗

ミニボートは海上では小さくて他の船からは全く見えません。安全の為、自分の存在を周囲に知らせるためにも必ず付けてください。

ライフジャケット

ライフジャケット

2馬力ボートではライフジャケットの着用は義務付けられていません。

しかし、海上では急に荒れる事もありますし、何かの拍子に落水してしまう事もあります。

周りにも迷惑が掛かってしまいますので、自分の命は自分で守る事を肝に命じてライフジャケットは必ず着用しましょう。

どうせ準備するなら桜マーク付きのものを選んでおけば、遊漁船でも使用できますよ!

僕も桜マーク付きのものに新調しました!

2024年7月25日追記:ライジャケ暴発

車内ではなく、車庫に置いていましたが誤作動してしいました。誤作動の主な原因は湿気によるものが多いそうです。釣りから帰ってきたらそのまま放置するズボラな僕には耳が痛い話。

自動スイッチ(カートリッジ)も作動してしまっているので、ボンベとスイッチ両方がセットになっているものを購入しました。無駄な出費となってしまいました…。

それぞれネジ込んだら交換完了です。自動スイッチ(カートリッジ)には使用期限があります。定期的に交換が必要になります。釣りのハイシーズンになると売り切れていたいするので余裕をもって準備しておきましょう!

僕が使っていたライフジャケットの替えボンベは以下になります。

  • UML社製
  • ボンベ:18g
  • MK5

アンカー

もし船外機の調子が悪くなった場合は、後述しますがオールで陸地を目指し安全な場所で船外機のメンテナンスをした方がいいでしょう。

しかし、周りに陸地がない場合は海上で船外機のメンテナンスをする必要があります。

その場合アンカリングをしてないと、どんどんボートが流されてしまいます。

ボートが流されて漂流しないためにもアンカリングをするようにしましょう。

ロープ

ロープは色々なことに使用できます。

  • 係留する
  • アンカーロープ
    アンカリングする場合は水深の3倍の長さが必要
  • もしもの場合は他のボートに引っ張ってもらう

船外機整備工具、備品

船外機でトラブルが発生した場合には整備が必要です。
可能であれば近くの陸地までオールで移動し、陸上で整備した方が安全です。

船外機は小さなパーツ(部品)で構成されている部分もあります。海上で船外機の小さいパーツを海に落とすと大変です。

  • シャーピン
  • 割ピン
  • 予備プロペラ
  • プラグ
  • 整備工具   など

トーハツ2馬力船外機のパーツがメインで申し訳ないですが、こちらの記事を参考にして万全の準備をしておきましょう。
【トーハツ】船外機のメンテナンスに必要なもの

魚群探知機(魚探)

ガーミン 魚探 ストライカープラス

魚群探知機(魚探)はなくても釣りは出来ますが、があればボート釣りの楽しさの幅が大きく広がります。

始めに言っておきますが、魚探があるからって釣れるようになるわけではありません。魚の反応があっても、タイミングや仕掛けによって釣れない事も普通にあります。

魚探で地形の変化や水深の変化をみたり、釣れたポイントや漁礁のポイント、座礁しそうなポイントをマークしたりもするので魚を探すだけが魚探の役割ではありません。

海で使うならGPS付きの魚探がおすすめです。下記記事を参考に選んでみましょう!

僕が使っているのはガーミンの魚探です。⇒(GARMIN ストライカープラス5cv)

さらにステップアップしたい人はエコマップシリーズ!(→ガーミン エコマップ UHD

しんさん
しんさん

おすすめはホンデックスPS-611CN2!!

ボートドーリー

ドーリーとはボートを運ぶタイヤのことです。ボートドーリーには大きく分けて2種類あります。

  • ボートの船尾(トランサム)に固定して取り付けるタイプ(トランサムドーリー)
  • ボートを載せて使用するタイプ(バーベルドーリー)

どちらにしても、ボートを転がして移動出来るので一人で出船する場合は必須になってきます。

また船体にある程度道具を積んで移動すれば出船場所と車までの往復が減らせます。

ボートエースのドーリーについての記事はこちら

サイドフロート

ボートエース サイドフロート

サイドフロートはボートの左右に付ける浮力体です。

サイドフロートを取り付けると、ボートの安定性が格段に向上します。

船長や船幅が短いボートや喫水が低いボートは付けておきたい装備です。

2馬力ボート、小型ボートにオススメのサイドフロート

椅子

椅子は好みが分かれるところ。

ボートエースの場合は腰掛け板が付属していますが座面が低く腰が痛くなります。

そこでボーターのみなさんがやっているのがクーラーボックスやタックルボックスを椅子代わりにすること。

事実、これが一番座面の高さがしっくりきます。

キャンプ用の椅子でも悪くないけど、デカすぎたり小さすぎたりちょうどいいサイズがありませんでした。

ところで座るタックルボックスやクーラーボックスについてですが、高さのあるボックスにすると座高が高くなります。

座りやすくり腰への負担が軽くなる半面、重心が高くなり後ろにひっくり返ったりしやすくなります。

ボックスの高さは慎重に選んでください。大体ヒザが直角になるぐらいがちょうどいいと思います。

僕の場合、同船者がそれで横波を受けてバランスを崩し後ろに倒れ落水しました。

DIYが得意な人はボート用シートを購入して自作するのもアリ!

カートップキャリア

ボート釣りを始めるならボートの運搬方法も考えなければなりません。一般的にはボートを車の屋根に載せる「カートップ」ですがなかなか地味に費用がかかります…。

他にもボートの運搬にもいろいろな方法があります。

  • カートップ(車のキャリアに積む)
  • ボートトレーラーで牽引・・・などなど

カートップの方法は下記記事で詳しく紹介しています!

その他

下記記事で備品や快適に釣りが出来るアイテムを紹介しています。合わせてぜひチェックしてみてください!

下記記事で備品や快適に釣りが出来るアイテムを紹介しています。合わせてぜひチェックしてみてください!

まとめ

ボート釣りを始めるって色々と準備が必要なんですよね…。

しかし、掛かった費用が気にならなくなる楽しいボート釣りの世界があります。

僕もこの世界にどっぷりハマってしまいました。一緒にボート釣りライフを楽しみましょう!