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近年は釣りやキャンプなどのアウトドアブームにより、荷物をたくさん積める商用車やバンの需要が高まっています。その車をオフロード仕様やアウトドアスタイルにカスタムすることが流行っています。
自分もその流行りにのっかるべく、車検を機にマッドテレーンタイヤ(マッドタイヤ)に交換してみました。
この記事ではマッドスター ワンパクM/Tのインプレとその選ぶまでの経緯を紹介します。
- トヨタ プロボックスやサクシードにマッドタイヤを履きたい人
- マッドスターラジアルA/TやM/Tタイヤサイズがない
- ワンパクM/Tが気になる
そんな人ははぜひ参考にしてみてください!
マッドタイヤについて
まずはマッドタイヤとはどんなものか紹介します。
マッドテレーンタイヤはオフロード専用タイヤ
マッドタイヤとは下記のようなタイヤです。
- 高扁平、高剛性のオフロード専用タイヤです。
- マッドは泥、テレーンとは地形を意味する。
- 湿地、岩場、砂地、砂利などの不整地でのトラクション性能に特化している。
- M/Tタイヤ、マッテレなどとも呼ばれます。
タイヤのトレッド面からサイドウォールまで高剛性のブロックでになっています。
間隔をあけて配置される硬く大きなブロック形状が、岩をしっかりと掴み、また泥をかき分けることで、ロードタイヤでは走行不可能な場面での圧倒的なトラクションを車に与えます。
その反面、舗装路面では接地面積が少なくなるため、グリップ、静粛性、省燃費性ではロードタイヤに劣ります。
引用元:MOBY(モビー)
オールテレーンタイヤなら普段使いも出来る
似たようタイヤでオールテレーンタイヤがあります。
- 不整地走破性もあわせ持つオールラウンドタイヤ
- マッドテレーンタイヤに対して、トレッドパターンやゴムの硬度をロードタイヤに近づけたタイヤ
- A/TまたはT/Aタイヤと表記
- 特化した性能はない
- マッドテレーンタイヤに比べ舗装路でのグリップ、静粛性、省燃費性に優れる
引用元:MOBY(モビー)
ではなぜマッドテレーンタイヤを選択したのかその経緯を順に説明していきます。
マッドタイヤはサイズが少ない
僕がマッドスター ワンパクM/Tを選んだ理由は下記
- 自分が狙っていたタイヤサイズがあったから
- トレッドパターン
- ホワイトレター
- ロードノイズがうるさいみたいだけどたぶん大丈夫だと思う。(思い込み)
マッドスター ワンパクM/Tはプロボックス・サクシードにベストサイズ
マッドスター ワンパクM/Tは現在履いているホイールにちょうど良いサイズでした。
取り付ける車の詳細を紹介ときますね。
- 車 トヨタ サクシードワゴン
- ホイール 15インチ 8J+25
- タイヤ 185/55R15
- 純正車高
マッドタイヤに交換する前は15インチ8J+25のホイールにタイヤ185/55R15を履いていました。
ホイールを変更する予定もリフトアップをする予定もなかったので、純正車高で通勤の使用でもストレスがないサイズを探していました。
マッドタイヤは乗り心地が悪くなる、ロードノイズがうるさいなどと事前知識はあったのでオールテレンタイヤの購入を考えていました。
15インチのマッドスターラジアルA/Tは3サイズ
ホイールを15インチから変更しないので、15インチのタイヤを選ぶ必要があります。15インチのマッドスターラジアルA/T(オールテレーンタイヤ)は3サイズあります。(2023年5月現在)
195サイズはタイヤ幅はホイールを変更すれば大丈夫ですが、問題は扁平率。誤差の範囲外です。
2024年3月27日追記:195/65R15追記
誤差の範囲外とわかっていながら、勘違いして購入しました。A/Tタイヤは静かで良かったのですが
外径が大きくなってしまったのでフェンダーの内側に当たってしまいます。
マッドスターラジアルA/T 195/65R15のインプレは下記記事で紹介しています。
続いて15インチのマッドスター ラジアルM/T(マッドテレーンタイヤ)。
こちらもダメです。
そこで見つけたのが値段が1.5倍くらいしますがマッドスター ワンパクM/T。もうこれしか選択肢は残っていません…。
タイヤサイズは今までと同じサイズで、扁平率も誤差の範囲内。これしかない!!…ところでタイヤ幅と扁平率でなぜ悩んだのか説明していきます。
今履いているホイールを履きたい!
8J+25のホイールに195は気持ち引っ張りでちょうどいいぐらいですが、オフセット+25がなので185サイズでわずかにはみ出しているにも関わらず195はたぶん大きくはみ出してしまうでしょう。たぶん……
扁平率の外径差は範囲内
タイヤ幅で悩んだ次の問題は扁平率。
プロボックスやサクシードをカッコよく弄ってる人は扁平率の大きいタイヤ(80とか)を組んでたりします。しかし、その場合は色々と問題が出てきます。
- 車検に通らない
- 速度メーターの誤差が大きくなる
- リフトアップしないとフェンダーやホイールハウスにヒットする
(注:リフトアップしてもインナーはヒットします。)
私はミニボートをカートップするため、車高が高くなるとカートップが大変になります。なのでリフトアップをする予定は今のところありません。フェンダーやホイールハウスにヒットしては困る。
釣りに行く時はそれなりに荷物を積んでボートも積むから車重も重くなるし、年に何度か300kg程度の荷物を積む事もあります。
フェンダーやホイールハウスにヒットすることを気にしながら運転はしたくありません。
出来るだけストレスなく車に乗りたいので、純正の外径と誤差の範囲内の扁平率のタイヤを選択しました。
取り付けと純正比較画像
取り付けたらこんな感じ。純正車高で純正ホイール・タイヤと比較しています。
左:社外ホイール 15インチ 8J+25
マッドスター ワンパクM/T 185/60R15
右:純正鉄チン 13インチ 5J
ラジアルタイヤ 165/80R13
マッドタイヤはサイドウォールがホイールより出てて、マルっとしたタイヤ感が出ている方が好みですが、ちょい引っ張りタイヤになっても以外と悪くありません。
若干フェンダーからはみ出てしまっているので、後付けオーバーフェンダーも取り付けないといけませんね。
マッドスター ワンパクM/Tのインプレ
見た目は良い
見た目はゴツゴツ感があっていい。見た目大事。タイヤの交換だけでもガラリと車の印象は変わる。自分の場合は砂浜も岩場も走行しないので完全なハッタリ仕様だけど。
ホワイトレターの文字が大きい!
ホワイトレターの文字が大きいのもポイントの一つ。よく装着されているマッドスター ラジアルA/TやラジアルM/Tと比べてホワイトレターの文字が大きいです。
ただし、ホワイトレターの文字の大きさはインチ数と扁平率によっても変わるので一概には言えない部分があります。
ホワイトレターには青い保護剤が塗られています。購入後はこの青い保護剤を掃除する必要があります。下記記事で詳しく紹介しています。
ロードノイズが想像以上にうるさい
ロードノイズがうるさい。分かっていたことだけど。
いや、想像以上にうるさいです。応急タイヤを4本履いている感じになります。……が、意外と馴れます。
同乗者にはうるさ過ぎて驚かれます。家族で乗ることが多い人にはオススメできません…。過去には「遠くからでも来てるのが分かった」と言われたことがあります…。
ロードノイズを騒音測定してみた
2024年2月15日 追記
ロードノイズがどれだけうるさいのか騒音測定してみました!
騒音測定はiPhoneのアプリ「デシペルx」というのを使用しました。(検索したら1番上にあったやつ)
これでロードノイズが数値として表すことが出来るようになります。
計測結果を紹介する前に、計測時の環境について説明します。
タイヤ;マッドスター ワンパクMT
- タイヤは2年使用
- 窓は閉めている
- エアコン ON
- オーディオ OFF
- 制振、防音などの加工はなし
上記の環境にて騒音測定していきます。なお、道路の状況によっても差がでますので参考程度に見てください。実際に田舎道の路面が荒れている場所では騒音値は高くなりました。
まずは停車時の騒音値を測りました。約51dB(デシベル)でした。日常生活の普通の会話が60dBぐらいのようです。まぁうるさいってほどではないのでしょう。
60km/hの走行時は72dBでした。停車時と比べて20dBも騒音値が上がってしまいました。70dbは掃除機を使用しているのと同等の騒音だそうです。かなりうるさいですね。
路面の状態によっては、30km/hで75dbぐらいの時もありましたので車速が上がれば騒音値が上がるというわけでもないようです。
他の方の騒音値について別記事でまとめる予定です。(準備中)よろしければ、各SNSで情報提供頂ければ嬉しいです!
曲がった時のハンドリングは軽くなった
…ような気がする。
2024年1月追記:軽くなったのは気のせい
純正タイヤに戻したらめちゃ軽くなった。だから軽くなったのは気のせい。もしかしたら、純正タイヤ(165/80R13)だからかもしれない。
燃費は悪くなった。
1回目 2km/L下がって10.22でした。
追記:2022.3月7日
二回目の給油 燃費10.6でした。
走行距離456.6km
給油量 43リットル
追記:2022.3月23日
三回目の給油 燃費11.3でした
走行距離478.0km
給油量 42リットル
エアコンを使う回数が減ったり、釣り場までの移動など通勤以外にも使用したからでしょうか・・・。
追記:2022.4月8日
四回目の給油 燃費11.7でした
走行距離446.2km
給油量 38リットル
エアコンは全く使っていないけど、燃費は向上せず。
耐久性
計測中 劣化が早いらしい。
総走行距離104150kmから使用開始。
タイヤ交換👨🏻🔧
マッドタイヤ、ホワイトレターにしてみました🚗 pic.twitter.com/gxeLB6Y8cQ
— しんsan @2馬力ボート (@shinzi0070617) January 8, 2022
追記:2022年7月装着して半年経過
マッドタイヤに交換して半年経過しました。
半年経過すると、ずいぶんと劣化?タイヤの変色が目立ってくるようになります。
あまりにも目立つのでタイヤワックスをやってみました。
黒光りしたタイヤに蘇りました!キレイなタイヤはカッコいい!!
追記2022年9月18日:ホワイトレターの塗りなおし
2022年2月4日にホワイトレターを塗って2022年9月18日現在で約7か月ほど経過しました。ホワイトレターが黒ずんできたので塗りなおしました。
前回と同様にポスカのホワイトで塗っても良かったのですが、100均のダイソーに寄る用事があったので、文房具コーナーを覗くとポスカに似た商品があったので購入してみました。
試しに水性と油性を購入してみました
さて、まずは現状から。
黒ずんでいるのがよくわかります。これが真っ白になれば映えるようになる・・・ハズ!!
ダイソーのペンでホワイトレターを塗りなおす。
さっそくタイヤを洗浄して、拭き上げ→乾燥1時間してそれぞれのペンで塗ってみました。
左が水性 右が油性です。
塗り心地も仕上がりも水性ペン一択です。
2度塗りすると仕上がり度UP
仕上がりに気になる部分があったので、2度塗りしてみました。
画像の左が二度塗り 右が1度塗りです。
遠目から見たらわからない!
時間をかけてすべて2度塗りしたい衝動にかられましたが、耐久性がどれだけあるかわからない・・・。時間をかけたはいいけど、すぐに色落ちしたらくやしい。
こんな葛藤にかられながら遠目から見たらわからなかったので今回はこれで終了としました。
今後耐久性を検証していきたいと思います。
追記:2023年1月7日 装着して1年経過
装着して1年が経過しました。総走行距離113597km 走行距離9447Kmです。
溝は約6mm残っています。もともとがどれくらいあったか測ってなかったので何も参考になりません…汗
ひび割れもなくまだまだ使用出来そうですね!
2023年10月追記:ひび割れが気になり始めた
タイヤを装着して約1年9か月ほどになります。
タイヤのひび割れが気になり始めました。写真はフロントタイヤ運転席側のものですが、他のタイヤも同様にひび割れが発生しています。
マッドタイヤはタイヤが固いので引っ張り気味が悪影響を与えているのでしょうか…。とにかく乗り始めて2年も経っていないのにこれだけ劣化するのは問題ありですね。
2024年1月追記:2年経過
履き替えて2年経過しました。走行距離やタイヤの減り具合をまとめていきます。
- 走行距離:約19000㎞
- 残り溝 :5mm
- サイドウォールにひび割れあり
走行距離は2年で約19000km
104150km→123243km走行しました。
通勤で主に使用し、週末は釣りに使用(年40回)。釣りにはボートトレーラーで引っ張ています。車自体に重い荷物を積むことはあまりなく、釣り自体もソロが多い。遠出はほとんどなく、高速の使用もなし。
残り溝は5mm
タイヤの残り溝は5mm。10月の追記から1mm減っている。誤差の範囲かも。初めてのタイヤだからこれがどうなのかはわからない。4本とも同じ様な減り具合。
サイドウォールにひび割れあり
サイドウォールのひび割れについては10月に追記したのと変わらずなんだけど、ひどくなっている様子はない。でもこのまま使用するのは不安が残るからタイヤ交換するつもり。
純正は乗り心地がいい
2024年1月に車検で純正タイヤ(165/80R13)に戻したんだけど、すごく乗り心地が良くなった。
いや、もとに戻ったというのが正しい。
タイヤの扁平率や太さの問題もあるだろうけど、ハンドルは軽いし、ゴツゴツとした車体の跳ねる感じもない。
ロードノイズもあまり気にならない。
純正タイヤが快適すぎて次のタイヤを何にするか悩む。
まとめ
いかがでしたでしょうか?燃費と耐久性はまだわかりませんのでわかりませんので、今後加筆修正をしていきます。
私の釣り車のサクシードの場合は完全ハッタリ仕様ですが、マッドタイヤに交換しただけで車の印象はガラリと変わりました。
これでまたより車に愛着も湧くし運転も楽しくなります。購入を検討している人は参考にしてみて下さい!