【バッテリー比較】ホンデックス魚探に使うBMO JAPANとHEMAJUNのバッテリーを徹底比較してみた
2024.06.01更新
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ホンデックスの魚探に使うバッテリーが2種類あるけどどちらがいいの?
安いもの買って失敗しないか不安…
この記事では電池駆動のホンデックスの魚探で使えるバッテリー2種を徹底比較してみます。
バッテリーの購入を考えている人はぜひ参考にしてみてください!
記事の内容はYouTubeでも投稿しています。
バッテリーってそもそも必要?
そもそもバッテリーが必要なのかって話ですが、正直な話……必要です!!
まぁ~、驚くぐらい快適になります。
充電式乾電池も使えないことはありませんが、準備・セット・片付けの手間が桁違いに違う。
4本しか充電出来ない充電器だと、同じ作業を2回しないといけません。
釣行前日に充電忘れに気が付くと詰み…
8本まとめて充電できる充電器もありますが面倒くさすぎます。こういったところは楽をしたいところ。
8本セットするわけですから、通電不良の原因が8か所あるわけです。
8本の電池のうち何本かが劣化しているとそれだけで全体のパフォーマンスが下がってしまいます。
モバイルバッテリー駆動はせっかくの電池駆動のメリットが消えてしまいます。配線が邪魔になるし、きちんと防水処理をしておかないとモバイルバッテリーの端子も錆びてしまいます。
モバイルバッテリーで魚探を使う方法が知りたい人は下記記事を参考にしてください。
オークションやフリマで見る魚探でも電池ボックスの端子が錆びていたりします。
次にバッテリーでのメリットを紹介します。
バッテリーの方が駆動時間が長い。
バッテリーでのメリットは電池式より駆動時間が長いことです。
電池はカタログ値で8時間、実際に使用してみても8時間程度が限界です。
充電が楽
充電式電池だと、充電器を準備して電池を充電器にセット、コンセントに刺して…と手間が多いです。
バッテリーだとその煩わしい手間が無くなります。
通電の不具合を特定しやすい
電池だとプラスとマイナス、魚探の端子部分と接点が多いです。魚探の電源が入らなかった場合、チェックする箇所が多くなってしまい、原因の特定に時間がかかってしまいます。
バッテリーの場合は接点の数が少ないので、原因が特定しやすいです。
荷物が散らからない
電池は8本必要ですが、これをタックルボックスに適当に入れると当然散らかってしまいます。ケースに入れておけばいいワケですが、無駄に空(から)のケースが邪魔になります。予備の電池を準備しているなら惨事になります。
電池1本忘れてたとかシャレにならん…
ズボラな僕はキレイに収納していてもいつの間にか散らかってしまっています…。
バッテリーだとそんなことはありません。そもそも魚探にセットした状態なのでタックルボックスにしまっておく必要はありません。
バッテリー2社を徹底比較
では2社を比較していくわけですが、その前に各社のスペックを確認しておきましょう。
メーカー | BMO JAPAN | HEMAJUN |
モデル | 10A0008 | FFB-3000 |
容量 | 3300 | 3000 |
電圧 | 11V(定格) | 11.1V(満充電12.6V) |
使用温度範囲 | -10℃~55℃ | |
充電時温度範囲 | 10℃~45℃ | |
タイトル | 詳細を見る | 詳細を見る |
BMO JAPAN「ビーエムオージャパン」(以下BMO JAPAN)
駆動時間を検証してみる
バッテリーの劣化も考慮して使用回数が10回以内のものを準備し、ホンデックスPS611CN2にセットし検証を行います。
設定に相違があったら正しく検証が行えないので設定を合わせます。バッテリーの消費には影響がないところも設定変更しているかもしれませんが気にしないでください。
- 検証機種 ホンデックス 611CN2
- 振動子 TD04(標準搭載のやつ)200kHz
- 画面の色調 標準
- 画面明るさ 明
- アラーム OFF
- スクロールスピード 3
- デモモード 自船移動
稼働時間の検証結果
いきなりですが、検証結果をみていきましょう。GoProを使ってタイムラプスで撮影しました。屋内で検証し、夜中から検証スタートしましたが、翌日用事があって、バッテリー切れのタイミングに立ち会うことが出来ませんでした。
経過をお伝え出来れば良かったんでしょうけど、まぁ肝心なのは結果でしょうからサクっとお話しますね!
HEMAJUNは11時間20分 BMO JAPANは12時間40分
23:07 検証スタートです!
10:23 HEMAJUNバッテリー切れ 約11時間20分稼働
11:53 BMO JAPANバッテリー切れ 約12時間40分稼働
各社のバッテリーその他の違い
2社のバッテリーをそれぞれ触ってみた感じの違いをお伝えします。
バッテリー重量
許容範囲内というか誤差?
それよりきったねぇ秤の方が気になる
フタは少し硬い
密封性がよく、防水性が高い?
フタは柔らかく簡単にセット出来る。防水性はあまり高くない?
充電器の比較
ついでに充電器の比較もしてみます。
メーカー | BMO JAPAN | HEMAJUN |
モデル | XSG1261000JP | FY0181261000J |
INPUT | 100-240V 50/60Hz 0.6A | 100-240V 50/60Hz 0.8A |
OUTPUT | 12.6V 1.0A | 12.6V 1.0A |
バッテリー残量0から満充電までを計測
充電時間の検証もやってみます!
19:02 スタート
22:15 HEMAJUN 充電完了
22:25 BMO JAPAN 充電完了。
バッテリーの容量が違うので満充電までの時間が違うのは当然の結果。
コンセントの形は賛否が分かれるところ。
壁のコンセントに差すならBMO JAPANの方がいい
たこ足コンセントに差すならHEMAJUNの方がいい。BMOは差す位置を選ぶしコンセントを潰してしまう可能性がある。けどどうでもいい。こんな部分を選定の基準にしてはいけない。
予備でHEMAJUNのバッテリーを買っておくのはアリ
約4000円ほど安い(2024年5月現在)ので、連日釣行用や忘れたときの保険用に予備として購入するのはアリ!
しかし、BMO JAPANはメーカーとしてのサポートが厚いので故障した時が不安な場合は迷わずBMO JAPANにしましょう!
車中泊やキャンプが好きでポタ電(ポータブル電源)を持っている人はコンセントを持っておけば充電できるので必要ないかも。でも、ポタ電が邪魔になるし、コンセント忘れたら充電出来ないし、ポタ電が充電出来てなかったら結局充電出来ないし……と考えてたら沼にハマって荷物も増えるのでした。
スマホのアプリでチェックリストを作成し前日、当日の2回チェックをするのが無駄がなくていいですよ!(前日のチェックは充電忘れを防ぐためです)
今後は低温期の検証もやってみたいと思います!
ホンデックスやガーミンの魚探については下記記事を参考にしてください!