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2馬力ボートやミニボート・カヤックを始める時にどれを選んだらいいか悩むのが魚群探知機(魚探)。

とりあえずは魚探はなくても野生の勘で大丈夫っしょ!!
僕もそう思っていた時がありました…。(遠い目)
そこでこれまでに3台の魚探を実際に購入・使用し、釣行を重ねてきた経験をもとに、初心者にもおすすめできる魚探を紹介します!
この記事では、実際の使用感・機能性・使いやすさ・コスパを総合的に比較しながら、2馬力ボートやカヤックでの使用にぴったりな魚探を紹介していきます。
「これ買って良かった!」と思える一台に出会えるよう、選び方のポイントや注意点もわかりやすく解説していきますので、ぜひ最後までご覧ください!レビューは別記事で紹介しているので、気になった魚探はそちらの記事も読んでみてくださいね!

読むのメンドクサイからさっさとオススメ教えて!
記事を読むのはメンドクサイし、さっさとオススメ教えてくれや!って人は、僕はホンデックスPS-611CN2をオススメします!

そして、記事を読むのも面倒くさい僕のようなズボラな人はバッテリーセットを購入した方が間違いなく幸せになります……!!

追記もあるのでぜひ最後までご覧ください!
魚探を選ぶ前に知っておきたい3つのポイント
まずどの魚探にするか考える前に知っておきたいポイントがあります。これらのポイントは視認性や携帯性・使いやすさに影響するので最初にチェックしておきましょう!
- 画面サイズと見やすさ
- 対応水深・探知精度
- 電源方式と持ち運びのしやすさ
ひとつひとつ解説していきますね!
① 画面サイズと見やすさの重要性

魚探を選ぶうえでまず注目したいのが「画面サイズ」です。2馬力ボートやカヤックは、船上のスペースが限られているため、小型モデルが人気ですがあまりに画面が小さいと波の揺れや日差しで見づらくなってしまうことも。
上の画像は7インチと5インチの比較です。そして今は魚探画面しか表示していませんが、マップも同時に表示するとなると画面は半分になってしまいます。
初心者のうちは、魚探の反応や地形の変化(等深線)、船の流れ方などの情報を「ひと目でパッと確認できること」が釣果につながります。
② 対応水深・探査精度

魚探が対応している最大水深や探査精度(周波数)も重要です。たとえば、浅場(5〜15m前後)での釣りなら、どの魚探でもほぼ問題なし。
だいたい50mを超えた水深から魚探の最大出力、振動子の最大出力や周波数を考えていく必要があります。こうなってくるとお金がどんどん無くなっていきますw
また、水温表示があれば釣行の目安になって便利!
③ 電源と持ち運びのしやすさ

意外と見落としがちなのが、「電源と携帯性」です。この部分マジで甘くみない方がいいです…。魚探には以下のような電源があります。
- 単三乾電池・充電電池
- リチウムバッテリー・モバイルバッテリー
- 12Vバッテリー(鉛・リン酸鉄)
それぞれ解説していきます。。
単三電池は軽量・手軽。でも面倒。
単三電池式は軽量・手軽。コンビニでも買えるので忘れた時も安心。交換も楽だが、使用時間が短い。特殊なやり方を除いて使えるのはホンデックスのみ。
リチウムバッテリーが一番便利!でもホンデックスのみ。
リチウムバッテリー式は軽くて長持ち。家庭用コンセントにDCジャックを挿すだけ!電源ケーブルを準備すればモバイルバッテリーも使える!
鉛バッテリーは安い・安心。でも重い。
12Vバッテリーは長時間使用可能・魚探の動作安定性抜群。高出力魚探は他の電源方式だと電源すら入らない。バッテリーが大きく重い。リン酸鉄は軽い!けど高額。
カヤックや2馬力ボートでは、「持ち運びやすさ・設置の簡単さ」も大事なポイント。乾電池は”もしもの時”用にしてリチウムバッテリーで運用するのがおすすめ!配線不要で扱いやすく、釣行準備がグッと楽になります。
魚探は“見てるだけ”でもOK!

魚探を使いこなせる自信がない……
いいんです!使いこなせなくても!!
使いながら慣れていくものだし、自分に必要な機能が理解していればそれは立派に”使いこなせて”います!初めのうちはポイントも分からないでしょうから、ただただ魚探を見て釣れた時の反応を頭に叩き込んでいきます。
そういった経験の蓄積から釣れる反応や魚種が判別できるようになってきます。

僕なんて2年経ちますがさっぱりわかってませんよ!!ドヤッ
魚探は水深確認だけでも超便利!
どんなに魚探の見方がわからなくても、最初は水深がわかるだけでも便利です。
湾内で釣りをするのであれば、水深が浅いところも多いです。 水深がわからなければ、毎回仕掛けを落として水深を確認する作業が入るため効率が悪いです。
僕も初めて出した時はポイントが分からなかったので、ただただ水深20mってことだけを目安に移動してました
GPSマップ付き魚探で迷子を防ぐ!
魚探にGPSマップ機能が付いていると、「もしもの時の保険」としてものすごく頼りになります。湾内で釣りをしている分には周囲が見えることも多いですが、少し沖に出ると話は別…。
特に2馬力ボートやカヤックは視点が低いため、ちょっとした霧や天気の変化で、出船ポイントの方向が分からなくなることも珍しくありません。
僕が主に出船しているポイントは島に囲まれた湾内なので、自分の居場所を見失うことはありませんが外洋だとその限りではありませんでした…。
このような状況、実際によくあります。でもGPSマップ付きの魚探なら、自分がどこにいるか・どの方向に戻ればいいかが画面上に一目で分かります。

スマホでいいじゃん!
もちろん、スマホの地図アプリでもある程度の現在地は分かります。でも次のような場合だとどうしますか?
- バッテリーが残り10%切っててヒヤヒヤ
- 圏外で地図が読み込めない
- 移動中片手でスマホをずっと持っていられない(海に落としたら終了)
- 濡れる・曇る・落とす…スマホにはリスク多し!
特に荒れた水面+片手操船+スマホ片手の組み合わせは、もはやアクロバットです。両手が完全に塞がってしまっています
魚探のGPSは「濡れてもOK」「落ちにくい」「常時表示」
GPSマップ付き魚探は、
- 船体に固定できる(台に置ける)
- 常に自分の位置が画面に出ている
- 航跡(今までの移動経路)を記録できる
といった点で、とても便利に使うことができます!
航跡機能はドテラ流しにも便利!
「ドテラ流し」とは、船を風や潮に流されながら自然に移動する釣り方。このとき航跡が残ると、
- 潮の流れの方向
- 釣れたポイントと流れ方
- 釣れなかったルートとの比較
ができるようになり、再現性のある釣りにつながります。実際に、「この潮のタイミングで」とか「この流れ方で」とかある程度の釣れるタイミングがつかめてきます。
また、流されている速度(kn、km/h)も魚探画面で分かるので、「潮が止まったな」「今よく動いてる!」といった判断材料にもなります。
マーク機能で釣れる場所を記録!
釣れたポイントにどんどんマークしていきましょう。近くにマークが増えてくれば、そこが釣れるポイントです。

マークしたポイントと似た地形があれば釣れる確率UP!
2馬力ボート・ミニボートにおすすめの魚探
それでは2馬力ボートにおすすめの魚探を紹介していきます。まずは2025年現在ミニボートでよく使われているであろう3機種の比較です。
- ホンデックスPS-611CN2
- ガーミン STRIKER Plus/VIVID 4cv
- ガーミン STRIKER Plus/VIVID 7sv
※STRIKER PlusとSTRIKER VIVIDの違いはカラースキーム(魚探の表示色)の種類が多いか少ないかだけです。STRIKER VIVIDが多い。 型式をクリックで商品ページに飛べます。

年を重ねると、黒背景に緑文字が見やすかったりします…
ホンデックスPS-611CN2 | ガーミン ストライカープラス4 | ガーミン ストライカーVIVID 7sv | |
画面 | 5型 | 4.3型 | 7型 |
画面サイズ | 272×480 | 272×480 | 800×480 |
駆動 | 電池、バッテリー | 外部電源 | 外部電源 |
周波数 | 200kHz (TD25:50/200kHz) | 50/77/83/200 kHz | 振動子による |
出力 | 100W | 200W | 振動子による |
最大深度 | モードによる | 100m | 振動子による |
水温計 | 別売り | 一体型 | 一体型 |
防水 | 防滴 | IPX7 | IPX7 |
マップ | 全国地図内蔵 | 白地図 | 白地図 |
操作 | ボタン | ボタン | タッチパネル |
重量 | 約0.7kg | 0.3kg | 0.8kg |
タイトル | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る |
ホンデックス PS-611CN2
ホンデックスPS-611CN2のスペックは下記の通り
画面 | 5型ワイド 縦型表示 |
本体サイズ | W173×D191×H173 |
消費電力 | 約4W |
周波数 | 200kHz |
出力 | 100W |
深度 | 300m |
振動子 | TD04 |
- 電池駆動(単三8本)。モバイルバッテリー駆動も可能
- 折り畳むとコンパクト
- 地図、等深線が最初から入っている(いつのものかはわからない)
- 水温計は別売り(TC01海水非対応 TC03海水対応)
- 直感操作で簡単、わかりやすい。
- 防滴(防水ではない)
- 振動子TD25使用でDeepモード可能(PS-611CN2の場合)
- タイドグラフ表示可能
- 水深が60mを超えると出力が足らない可能性がある(底が映らない)
- 日本製


出典:ホンデックス
GPSマップとしてサブで活用する方法もアリ
ガーミンの魚探は地図が入っていません。クイックドローという機能で等深線を描いて行くことは出来ますが海岸線はかなり簡略化されています。
その点、ホンデックスはキチンとした?地図が入っています。
魚探のステップアップとしてガーミンの魚探に買い替えたとしても、いろいろな画面を表示したらマップを表示するスペースがないといったことになります。
そこでPS-611CNにマップだけ表示させる運用方法が便利です!PS-611CNに振動子は接続しなくて良いので魚探画面を大きく使用することができます!
注意点は振動子を接続していないので、ポイントの水深が分からない事ですね…。現在のポイントやボートの流れ方の把握、沖に出た時の魚探の電源が切れた時のサブのような使い方も出来ますね。
電源ケーブルがないメリット
ホンデックスPS-611CNは電池駆動のため、電源ケーブルがありません。
もちろんモバイルバッテリーなどの外部電源を使用しての駆動も可能ではありますが、外部電源や電源ケーブルの取り回しのわずらわしさが出てきます。
この電源ケーブルがないメリットはガーミンの魚探を使用しているとよくわかります。外部電源は海で使うなら防水対策だけでなく、サビ対策もしなければなりません。
電源ケーブルは何かの拍子に仕掛けなどに引っかかる可能性もあるし、タックルボックスの下敷きになって断線する可能性もあります。
BMO JAPANから発売されているバッテリーパックを使えば、充電がDCジャック挿すだけで終わり、わずらわしさも解消されます!このバッテリーパックはマジで神です…!!

安価なバッテリーも販売されていますが、1つ目のバッテリーはBMO JAPANのものを購入することをおすすめします。1つ持っていれば12時間程度使えるます。乾電池は8時間程度。
バッテリーの稼働時間を検証した動画やブログ記事も併せてご覧ください!
ホンデックスPS-611CNの口コミ

老眼にはホンデックスの字は小さすぎる…
- 口コミ
- ・魚群アラームをONにしてもフイッシュマークを表示させないと魚群アラームが鳴らない。
・等深線が細かく入っている。漁礁や沈船まで表示されている。 知らなかったポイントも簡単に発見出来た。
・GPSマップ付きで瀬の場所等もわかり便利
・初心者やミニボート等カヤックにお勧め。
・ 日本語操作は勿論、電池仕様はバッテリーを積む事なく使用できるため重量や手間が省けます。
・防水でも完全防水でない。
・電池のフタが硬い
・ポイント登録数が少い。
・海図は更新していない。海上では目安位。
出典:Amazon

GARMIN(ガーミン)STRIKER Plus 4
GARMIN(ガーミン)のSTRIKER Plus(ストライカープラス) 4です。
- コスパ最高。
- 2周波振動子、水温計内蔵
- 別途電源が必要
- 白地図 クイックドローで地図を描いていく。
- 設置に穴あけなどDIYが多少必要
GARMIN(ガーミン)STRIKER Plus/VIVID 7sv
GARMIN(ガーミン)のSTRIKER Plus/VIVID(ストライカープラス/ビビッド) 7svです。7インチからタッチパネルになります。魚探のタッチパネル操作にも良し悪しがあります。この項の下の方にエコマップのインプレ記事がありますのでそちらを参考にしてみてください!
- サイドビューが使える
- 別途電源が必要
- 上位機種が欲しくなる!?
- タッチパネル
- 白地図 クイックドローで等深線を描いていく
- 魚探の設置に少しのDIYが必要
- 振動子を用途によって選べれるが種類が多くて悩む。そしてデカイ!
サイドビューが必要ないならSTRIKER Plus/VIVID(ストライカープラス/ビビッド) 5cvもオススメです! →【インプレ】ストライカープラス5cvを2年使った感想
STRIKER Plus/VIVID(ストライカープラス/ビビッド)の上位機種でechoMAP(エコマップ)Plus/UHDがあります。 魚探変えてもポイントデータ移行したりPCにバックアップ出来るSDカードスロットついてるので今後の魚探のステップアップも考えているなら最初からechoMAPシリーズを選択するのもありかと思います。 →【インプレ】エコマップUHD
2024年2月4日追記:電源ケーブルの破損に注意が必要
電源ケーブルが破損してしまいました。
たかが電源ケーブルと侮るなかれ。約6000円の出費です…。このコネクター部分の破損はガーミンユーザーならかなり頻発する事例のようです。こんなところに気を使いたくないなら素直に電池駆動のホンデックスPS-611CNを選んでおきましょう。
2023年8月追記:ガーミンとホンデックスの魚探の反応比較
2023年8月、ガーミンとホンデックスPS-611CN2の魚探の反応を比較してみました。
お高い魚探の方が良い反応が出るんじゃなかろうか…。と反応の違いで購入を悩んでいる人は参考にしてみてください!
2025年5月追記:GPSマップ(等深線)はかなり違う
ホンデックスの魚探には全国地図が内蔵されていますが、ガーミンの魚探は白地図です。最初は白地図ですが、通過していくと等深線が描かれていきます。これはガーミンのクイックドローという機能になります。
ホンデックスのPS-611CN2に入っている地図データがいつのものなのかはわかりませんでした。古い地図が入っている可能性もありますし、海底の地形も変化しているので実際にそのポイントまで行ってみると違った!ということもあります。
その点、クリックドローを使えば、リアルタイムに描写されるので正確な等深線になります。ボートを走らせるたびに最新の情報に更新されるわけです。
等深線がハッキリ描かれるからと言って釣れるようになるわけではありませんが、ポイント選びの参考にはなります。以下の画像はホンデックスPS-611CN2、海釣図V、ガーミンエコマップUHDのそれぞれの魚探の等深線の違いです。
海釣図Vは課金しています。同じポイントで撮影・スクショしました。マップの拡大率はガーミンがすこし詳細(拡大)になってしまいました。こうしてみると全然違います…。
ホンデックス→海釣図Ⅴ→ガーミンの順に詳細なマップになります。まぁ、値段に比例するということでしょうか。



まとめ:最初の魚探はホンデックスPS-611CN2がおすすめ!
僕は現在、ガーミンのエコマップUHD73svを使用しています。
冒頭でもお伝えした通り、2馬力ボートを始めた当初はホンデックスPS-611CNを使用していました。 色々使用した上でのオススメはホンデックスPS-611CN2です。
- 機能的にも問題ないし、バッテリーの問題を考える必要も、設置場所を考える必要があまりない。
- 振動子も小さいので走行時の抵抗を受けにくい。取り付け方法もそこまで悩む必要がない。
- 直感的に使える。
2馬力ボートを始める時は、他にもいろいろ準備しないといけないことがあります。
貴重な時間を釣り以外に使うのはもったいないですよね!
最新の魚探では海中、海底の様子がより鮮明に見えたり便利な機能があったり利点はありますが、まずは操作が簡単で使いやすい魚探で操作や魚探が画面に慣れてからでも大丈夫です!
そして、高性能な魚探だからと言って必ず釣れるとは限りません!魚探に映ってなくても釣れることはよくあります!
せっかくの釣りですから、魚探の画面ばかりでなく周りの景色を見ましょう!(自分に言い聞かせます)
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