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釣行の際、同船者が座ったまま腰掛け板をまたぐ際に腰をひねったらしく腰を痛めてしまいました。
ボートエースに付属の腰掛板にボート用シート椅子を設置して使用していました。
せっかくの楽しい釣行が台無しになってしまう・・・!と思い新たな椅子を作成することにしました。
ボート用シートの取り付け方法に悩んでいる人は参考にしてみてください。
腰掛け板に設置したボート用シートのデメリット
まず現状の腰掛け板に設置したボート用シートのデメリットをまとめてみました。
- 腰掛け板をまたぐ時に、腰に負担がかかる。
- 前後の移動の時に傾く
- 舟の乗降の時に腰掛け板をまたぐのは危険。
自分的に特に3つ目のデメリットがダメです。
狭いボートで腰掛け板をまたぐっって動作が怖いんですよね。一瞬ですが片足立ちになって、そのタイミングでバランスを崩し落水…、なんてこともありえるでしょう。
また釣行中、初心者の同船者が予測出来ない動きをしてバランスを崩すというのを何度も経験してますので、ボートシートである程度座る位置を固定しておけばある程度バランスはキープ出来るでしょう。
ちなみに私は椅子を使用しない派です。あまり快適になりすぎると釣りに集中出来ないからです。荷物が増えるのも嫌ですしね。
ボート用シートの脚の作成方法
それでは作成方法を紹介します。
イレクターパイプでボート用シートの脚を作成することにします。自作するにあたって参考にした動画はこちらです。
必要なもの
まずは準備から。
今回必要なものは下記。なお、僕の場合は余り物の部材を使用しています。
- イレクターパイプ 脚用150mm 4本
- イレクターパイプ 床用600mm 2本
- イレクターパイプ 横 2本
- イレクターパイプ 縦 480mm 2本
- エンドキャップ 4個
- ジョイントJ-4 4個
- ジョイントJ-118B 4個
- イレクター用接着剤
- パイプカッター
- ステンビス
- セロハンテープ(仮固定用)
- 滑り止めマット
イレクターパイプが準備出来ない人は、ネットで注文できるスペーシアでも問題ありません。スペーシアの方がカラーが多いのでボートと統一感を出したい人はオススメです!
自作方法
各部品の切り出しから始めます。
脚の長さ150は私の場合の長さです。これでボートシートを設置した座面の高さが約40cmになります。
自分の座高や足の長さ、座った時のバランスなどを考慮して脚の長さを設定して下さい。
椅子の高さには注意が必要です。
低すぎると、膝、腰を痛めます。また海面と竿の距離が近いのでロッドワーク(シャクリ)がやりにくくなります。ボートのガンネル(ふち)にロッドが当たりやすくなります。
逆に高すぎると、重心が高くなり安定性が悪くなります。横波を受けてボートが揺れた時は特にバランスを崩しやすいです。
私は、いつも座っているタックルボックスとボートシートの座面が同じくらいの高さになるようにしました。
組み立て
あとは切り出した部材を組み立てていくだけです。
セロハンテープをパイプに1周ぐらい巻くと、結構いい感じにキツくなり抜けにくくなって仮固定しやすくなります。
仮固定で、シートの座面の高さや座った感じを確認して、問題なければセロハンテープを剥がして本組みしていきます。
あとは接着剤で固定して脚は完成です。
床面にくる位置は、ボートシートの位置によって再調整する必要があると思い、ステンタッピングビスで固定しています。
ボート用シートの座面がボートの中心にくるようにズラした方が、船体バランスが良くなります。
回転スイベルの固定
ボートシートの回転スイベルの固定はシートを購入した時に付属していたネジでイレクターパイプに固定しました。
1mmドリルで下穴をあけ、4.5mmのドリルで下穴を拡張し、付属のネジで固定します。
これで全ての組み立てが終わり完成です。
追記:付属のネジでは確実に固定出来ない!
先日作ったボートシートに試し座りして背もたれに体重かけたら、回数スイベルのネジがモゲた🙅🏻♂️
付属のネジは短いでしょ。
ステンの長めのネジに交換#ボートエース pic.twitter.com/TGfnSTN2aM— しんsan @2馬力ボート釣り (@shinzi0070617) August 14, 2021
回転スイベルを付属のネジで固定していましたが、モゲてひっくり返りそうになりました……。
海上でなくてよかった。Twitterのフォロワーさんからも同様のコメントがありました。
最初から長めのビスを別で準備しておいた方がいいと思います!
まとめ
この記事ではボート用シートの脚の作成はイレクターパイプを使用して作成しました。
シートの下には小物置きのスペースも出来て、狭い2馬力ボートではボート内を有効に活用出来るようになります。
ボート用シートの作成方法に悩んでいる人は参考にしてみて下さい。