独学で2級船舶免許取得までの流れ その①受験申請手順【2級小型船舶操縦士】

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独学で2級船舶免許取得までの流れ その①受験申請手順【2級小型船舶操縦士】

船舶免許を取りたい!!

2馬力ボートからのステップアップとして大きいボートに乗ったり高馬力のエンジンに乗せ換えたりと考えたりします。そんなボートを操船するためには船舶免許が必要です。まずは2級小型船舶操縦士(2級船舶免許の取得)を目指すと思います。

そんな2級小型船舶操縦士の免許ですが、取得方法は大きく分けて2つあります。

  • 免許スクールに通って取得する
  • 独学で勉強して取得する

この記事では僕が独学で2級船舶免許を取得するまでの流れを紹介していきます。なるべく費用を抑えて船舶免許を取得したいと考えている人は参考にしてみてくださいね!

ちなみにぼくの場合はボートを乗り換えたりとか船外機の馬力アップしたいとかいう理由ではなく、海の安全とルール、マナーの知識のインプット・大勢で釣りをするときのレンタルボートの操船が出来たらいいなと思って取得します。
2馬力ボートは気軽に釣りに行けるのが最大のメリットだと思っているので、そのメリットが活きるようにこれからも楽しんでいきます!

2級小型船舶操縦士について

まずはじめに2級小型船舶操縦士とはどんな資格なのか知っておく必要があります。

二級小型船舶操縦士とは
操縦できる水面
湖や川、湾などの陸岸にほぼ囲まれた水域(平水区域・・・詳細は資料集へ)や、海岸から5海里(約9キロメートル)までの海域です。
操縦できるボートの大きさ
総トン数20トン未満のボート、または、用途がスポーツやレクリエーションに限定された 長さ24メートル未満のボートです。
なお、年齢が18歳未満の方は操縦できるボートの大きさが5トン未満に限定されます。(第二号限定)18歳に達すると、特に手続きは必要なくこの限定は解除され、次回免許証更新時には限定のない免許証が発行されます。
出典:日本海洋レジャー安全・振興協会

2級小型船舶操縦士は沿岸区域で20トン未満の船舶を操縦できる免許です。海岸から5海里(約9.3km)以内での釣りやクルージングなど、様々なマリンレジャーを楽しむために必要な資格ですね。

2級小型船舶操縦士の免許のメリット

幅広い船舶の操縦が可能: プレジャーボート、クルーザー、小型ヨットなど、さまざまな種類の船を操縦できます。
自由なマリンレジャー: 自らの船で好きな場所へ出かけ、釣りやダイビング、クルージングなど、様々なマリンレジャーを楽しむことができます。
海の安全意識の向上: 免許取得の過程で、船舶の操作方法や安全に関する知識を習得し、海での安全意識を高めることができます。

2級小型船舶操縦士の免許を取得のやり方

冒頭でもお話しましたが、免許の取得方法は大きく分けて2つの方法があります。

  • 免許スクールに通って取得する
  • 独学で勉強して取得する

試験内容

2級小型船舶操縦士の試験内容はこんな感じになります。

身体検査: 視力、聴力、色覚などの身体検査が必要です。
学科試験: 船舶の構造、航海、気象、安全などに関する知識を問われます。
実技試験: 実際に船を操縦し、係留、発進、操縦、停止、人命救助などの技術を評価されます。

引用:JMRA小型船舶操縦士機関



合格基準
各試験種別とも、科目ごとに半分以上の正解、かつ各科目合計問題数の65パーセント以上の正解で合格となります。
※各科目合計問題数の65パーセント以上とは、端数を切り上げた整数値です。二級試験は33問、二級(湖川)試験は20問、特殊試験は26問以上の正解が必要となります。

免許スクールに通って取得する

講習を受けた方がきちんとした知識とルールが身につきます。試験で使用するボートは2馬力艇とは違い、ハンドル操作が必要な大きいボートです。このようなボートに乗ったことや操船したことがないのであれば試験でいきなりボートを操船して試験に合格することは難しいかもしれません。

講習費用が高い…。と思いますが試験までの書類の準備ややり取りなどの面倒くさいこともやってくれるのでその手数料と考えれば高くないのかもしれません。適切な試験日までに余裕を持った対応をしてくれて間違いのない手続きを行ってくれると思います。(僕の場合はいろいろ失敗しました…。)

独学で勉強して取得する


費用を抑えつつ、独学で学んで船舶免許2級を取得する方法もあります。

自分で学科の勉強から実技の習得、試験の申請まですべて行う必要があります。費用は安く抑えることは出来ますが準備不足が仇となって余計に費用や時間がかかってしまうことも…。

時間はたくさんあるけどお金がない!とか失敗するのもいい経験とかの人は良いのではないでしょうか。

2級小型船舶操縦士の免許取得までの流れ

それでは、2級小型船舶操縦士の免許の取得を目標に予定を立てていきましょう。当ブログでは実際に独学で免許取得をするまでの流れをなるべくリアルタイムで記事を更新していきますね!

大まかな流れは次のような感じです。

  1. 受験日を確認する
  2. 申請書類を郵送してもらう封書を日本海洋レジャー安全・振興協会に郵送する
  3. 申請書が送られてきたら必要内容を記入し、必要なものを準備し返送する
  4. 受験日までに過去問勉強・実技勉強を行う
  5. 受験日当日、日ごろを成果を出す

次からは僕がやってきた申請書を返送するまでの流れを紹介していきますね!

受験日を確認する

なにはともあれ、まずは受験日を決めましょう。と言っても決められたマリーナなどで決められた日にしか受験をすることは出来ません。そして受験日の20日前から7日前に申請する必要があります。

今週末、試験があるからこの日に受験しよう!

なんてことは出来ません。独学で受験するということはこの手続きもすべて自分で行う必要があります。

そして、受験の申請書の申請から返送まで約10日ほどは必要です。希望試験日2週間前からでは全然間に合いませんでした。

受験日はこちらからでも確認できます。それぞれ管轄があるので注意していください。
(岡山の場合は近畿事務所)

僕の場合は何も考えずに2週間前までノンキに過ごしていましたが、事前に申請書類の提出が必要と知り慌てて申請書の申請を行いました。

しんさん
しんさん

直接事務所の窓口に行けるのであれば、ここまでの日数は必要ないと思います。

翌週月曜が申請書の提出期限と知った月曜日に慌てて夜に申請書類を郵送してもらう封書を作成し、翌日火曜日に速達で郵送。申請書類が届いたのが金曜日の夕方でした…(オワタ)。そこから受験日を電話予約・申請書類の郵送・受験料を現金書留をするのですが、土日は日本海洋レジャーはお休みのため、この時点で再来週の日曜にすることはあきらめました。

申請書類を郵送してもらう封書を日本海洋レジャー安全・振興協会に郵送する

日本海洋レジャーに申請書類を郵送してもらうために、郵送用の封筒を郵送します。

申請書類を郵送してもらうために必要なもの

  • 角2封筒を郵送する封筒
  • 角2封筒(申請書類の事務所郵送用)
  • 210円分の切手※注
  • 受験+連絡先(電話番号)明記した紙

申請書類は折り曲げ厳禁の書類のため角2封筒が必要です。申請書類を日本海洋レジャーから郵送してもらうために、角2封筒に210円分(63円×2、84×1)の切手貼って郵送します。

※注
2024年8月20日現在 ※2024年10月より郵便料金の改定があります。料金が変更されている場合があります。

角2封筒には自分宛の住所を記入します。

210円分の切手(2024年8月現在)貼って、3つ折りにして事務所あての封筒に入れます。

事務所あての封筒には、それぞれの管轄の事務所の住所と「試験申請書一式希望」と書きます。

また適当な紙に「受験する試験の種類」と「電話番号」を記載したメモを同封します。

準備が整ったら郵便局などで郵送します。

申請書が送られてきたら必要内容を記入し、必要なものを準備し返送する

火曜日の朝に速達で郵送し、金曜日の夕方に申請書類が届きました!

受験日までに過去問勉強・実技勉強を行う

学科は過去問を解いて勉強します。メルカリでも中古で教材が販売されているのでそれを活用するのも良いかもしれません。

しんさん
しんさん

僕はメルカリで準備しましたが、大事な部分にマーカーが引いてあり時短になりました。

写真のようにかなりの量の教材を準備しましたが、実際に使用するのは真ん中にある問題集のみでした。過去問を解いていてわからない用語がでてきたら学科教本で調べてました。過去問は消去法でいけばある程度正解率は上がりますがきちんとルールを理解しておく必要はあるので、学科教本で理解を深めておきましょう!

よくよく写真を見てみると、「学科教本Ⅰ」、「問題集」、「安全に操縦するために」が版数(年式)が違うだけでほぼ同じ内容の冊子が2冊づつあります。「海技と知識」も実は2冊あります。

過去問だけでは、微妙に言葉の意味がわからなかったりするので、学科教本はあった方が便利です。新品は高いのでメルカリで中古で購入しましょう。

¥1,760 (2024/08/25 23:56時点 | Amazon調べ)

学科の勉強は基本的に過去問を解いていく感じです。

ボート操縦の仕方、ロープワークなどはこちらの書籍が役立ちます。が、メルカリでも手に入ります。

申請書類を提出する

申請書類が届いたら、受験日を予約して申請書を記入して郵送します。詳しくは下記記事で紹介しています。

受験日当日、日ごろを成果を出す