独学で2級船舶免許取得までの流れ その④受験日当日【2級小型船舶操縦士】

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独学で2級船舶免許取得までの流れ その④受験日当日【2級小型船舶操縦士】

この記事は独学で独学で2級船舶免許を取得する記事です。4回目となった今回は受験日当日の流れを紹介していきます。独学で2級船舶免許の取得を頑張ろうと考えている人は参考にしてみてください!

受験までの流れが知りたい人はそれぞれ手順別に記事にしているのでチェックしてみてくださいね!

受験当日の流れ

ついにやってきました。2級船舶免許試験日!!

まずは試験場所・開始時間を前日までにしっかりと確認し、遅れないようにしましょう!!

試験日に持参するものは次の通り。(※岡山県在住 40代 既婚の場合)

  • えんぴつ シャーペン(予備も)
  • 消しゴム
  • 受験票

マークシートに回答していくので、えんぴつかシャーペンは必須です。ボールペンは不可なので注意してください!もしものことを考えて3本程度持っていきましょう。

試験開始

試験の開始時間は9:00からでした。定刻になると試験の説明や注意事項などがあり、身体検査を行います。

学科試験

9:30から学科試験スタートです!

試験時間は70分。15分経過した段階で退室可です。僕の場合、2回通り解答し直したので40分程度かかりました。学科試験が終わると実技試験の時間までは自由時間です。試験艇にはトイレがないので、胃腸が弱い人はトイレに行っておきましょう。

正直なところ、学科試験は勉強・過去問を一通りやってさえいれば、少しの出来・不出来はあるかもしれませんが特に問題はないと思います。勉強方法は過去記事をご覧ください。

さて、実技試験に入っていきます。

実技試験

実技試験は受験番号順、3人1組で行います。僕の受験番号は10番です。画像では全くわかりませんが10,11,12番の方と一緒に行います。前の人の真似をすれば良いという安易な気持ちは簡単に粉々に打ち砕かれました…。いや、こういった気持ちでボートを操船することは命にもつながるので、こんな気持ちで試験に臨んだ自分を恥ずべきです。

発進から人命救助までは受験番号10→11→12の順で行いましたが、蛇行・避航は12→10→11、着岸から離岸までは11→12→10の順に行いました。どこかのタイミングで自分から実技スタートになるので、見よう見まねはやめましょう。

動画で十分に予習はしてきましたが、実際はそれだけでは全然不十分でした。ボートスクールで講習を受けた人と比べて所作・余裕が全然違います。独学で受験の方も何人かいらっしゃいましたが、大学のボート部の人であったり、かなり運転に慣れた人が多数でした。人命救助や接岸などの操船・ロープワークも非常にスムーズでした。

試験中のポイントなど

  • 動作完了後は終了したことを声で知らせる
  • 安全確認が重要
  • わからない事はわからないと伝える
  • 2馬力ボートとは全然違う
動作前・完了後は声で知らせる

動作完了後は終了したことを声で知らせるようにします。動作は大げさにハッキリ分かりやすく。

船尾よし!右よし!左よし!前方よし!蛇行開始します。

蛇行終了しました。

後方よし!停船します。

停船するときは後方の安全確認を忘れないようにしてください。僕はすべての時に完全に忘れていました。

わからない事はわからないと伝える

わからない事はわからないと素直に伝えるようにしましょう。適当に間違ったことをしても意味がないですしそのままでは今後も理解する機会もなくなるでしょう。無駄に時間を使ってしまいますし、他の受験者の方の迷惑にもなります。

レンタルポートや大きい船に乗ると自分だけでなく、同船者の命を預かることにもなります。自分の知識が足りてないことを真摯に受け止めわからない事はわからないと伝えることも必要です。

ですが、正しいことをしていても間違ったことをしてないかずっと緊張しっぱなしでドキドキしいました。テンパるといろいろぶっ飛びます。ドキがムネムネします…。

2馬力ボートとは全然違う

2馬力ボートに乗っている人であれば、ボートの曳き波は少しでも回避したくなるので船首から乗り越えるようにしますが、その時ボートが波を叩くので停船状態で乗り越えます。

試験艇の場合は旋回中の曳波を船首から受けて突っ切ります。ついつい2馬力ボートの癖でアクセルを緩めてしまいました。減点対象かどうかは分かりませんが教官からは回転数キープと言われました。曳き波を乗り越えるのはこわい…。

今回の試験で僕が失敗したところ

  • エンジンの取り付け確認がわからなかった
  • 出航前船体バランス確認で遠目からの確認をしていない
  • 暖気運転のやり方がわからなかった
  • 停船時の後方安全確認不足
  • 人命救助のブイが取れなかった
  • 着岸の時に中立ではなく、バックに入っていた
  • 実はクリート結びが間違っていた
  • 中立確認が出来ていなかった
  • 係留するとき風上と風下を間違えていた(たぶん)

試験中思い当たるところだけでもこれだけあります。講習をきちんと受けていれば理解して減点にならないところもあったと思います。

試験終了までのまとめ

とりあえず無事(?)に船舶免許の試験を受けることが出来ました。合否は後日ネットで確認することが出来ます。

とりあえず受験することに意味があるんだ!!と思うことにします。

講習を受けない場合ある程度安くはできますが、正しい知識があったりそういったことが見よう見まねで完全には理解できないと思います。

これから独学で船舶免許取ろうと考えている人に向けて僕が思うことは、全く何もわからないのならやめておいたほうがいいです。ある程度知識があるのなら動画とかを見て何とかなりそうな感じです。

講習を受けないとなると、ボートを操船する機会もなかなかないと思います。当日いきなり試験でボートを操船するのはなかなか難しいです。試験前の練習はほぼないです。どれぐらいハンドルを切ったら、どのようにボートが動くのか理解しづらいと思います。2馬力ボート(チラーハンドル)とコンソール艇では勝手が全く違います。

良くも悪くも、この記事が試験を受ける心構え、これから試験を受けようと考えている人の参考になれば嬉しいです。

→結果発表とその後の手順。

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