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こんにちは。しんさんです。
僕はトーハツの船外機を使用しています。通常の使用に特に不満はなく、気に入って使っています。
ところで、先日息子の操船でホンダの2馬力を使用して2人でキス釣りをしました。なんとボートエースGEB30に2人でホンダ2馬力で約9km/hの速度が出たのです。他の友人に借りたときは1人で約8km/hでした。これにはさすがにビックリしました。
前の船外機の持ち主に何か改造などをしているか事情聴取をしたところ、スタビライザーを取り付けた以外、何もしてないとのこと。スタビライザーだけで早くなる?なら試す価値はある!!ということでスタビライザーの取り付けをやっていきます。
乗るしかないこのビッグウエーブに!!
スタビライザーの効果を確認
はじめに船外機におけるスタビライザーの効果を理解しておきましょう。
- 船体の安定性の向上
- 直進性の改善
- プレーニングの補助
- エンジンの効率性向上
1. 船体の安定性向上
スタビライザーは、水中で揚力を生み出すことで、船が左右に揺れる動きを抑えます。特に小型船では、波や風の影響を受けやすいため、スタビライザーが船のバランスを保ち、安定した走行をサポートします。
2. 直進性の改善
スタビライザーは、船が真っすぐ進むようにサポートする効果もあります。特に、低速での操縦時や風や潮流の影響を受けたときに、船が横に流れにくくなり、目的地への正確な操縦がしやすくなります。
3. プレーニングの補助
船がプレーニング(船体が浮き上がって水面を滑るように進む状態)に入る際、スタビライザーが補助的な揚力を提供します。これにより、船体が早くプレーニングに入り、エンジンの負荷を軽減し、燃費が向上することがあります。
4. エンジンの効率性向上
スタビライザーを取り付けることで、船外機が水中で安定した位置を保つため、プロペラの効率が向上します。その結果、推進力がより効果的に伝わり、走行性能が向上します。
注意点
過剰な効果を期待しない:スタビライザーはあくまで補助的な役割を果たす装備です。船体や用途によって効果が異なり、過度な期待は禁物です。
装着時の確認:正しく取り付けないと、逆に水の抵抗が増えたり、船外機に負担がかかることがあります。
船の特性に合わせた選択:船体や用途に応じて、適切なスタビライザーを選ぶことが重要です。
スタビライザーは、2馬力の船外機でも効果を感じられますが、所詮2馬力です。思ったより効果が得られないことも十分にあります。過度な期待は禁物。
ペラに藻やライン(糸)が絡まったらとりにくい
ボート側から見るとペラが見えなくなってしまいます。藻やラインがペラに絡まってしまうとかな~りとりにくいです。その点は十分に考慮してから取り付けるかどうするか判断しましょう。浮遊物が多い海域では取り付けない方がトラブル回避に繋がります。
フラッシングバケツに入るか
スタビライザーを取り付けると当然、見た目が大きくなります。…ということは、フラッシングバケツのサイズも大きくする必要があります。これは仕方ない部分なので諦めて大きいバケツを買いなおしましょう。
ヘッドの方が下がるかも
スタビライザーを取り付けると、ペラ側が持ち上がるので寝かせて運搬している場合は、ヘッドの方が下がる可能性があります。遠征などで山道(坂)の上り下りが多い場合は注意しましょう。カウル側に毛布を敷いたりして枕にすれば解決します。
取り付け手順
それでは取り付け手順を説明します。
といっても、特に難しいこともなくもともと付いているボルト2本を外してスタビライザーと一緒に締めるだけです。ついでに補強用のステーを取り付けたら完成です!
画像付きで手順を紹介していきます。
船外機購入時に取り付けたスタビライザーと今回交換するために新たに購入したスタビライザーです。スタビライザーはメルカリで購入しました!
スタビライザーの外し方
まずは今装着しているスタビライザーを外します。
ボルト2本で固定しているだけです。
取り付け
わかりにくいですが、サイズも少し大きくなりました。
そして、アノードの効果を少しでも得られるように穴あけ加工されています。安物と比べて、こういった部分の作りも丁寧です。
穴あけなど船外機に加工する必要はありません。もとのボルトを使用してスタビライザーを共締めしていきます。
+(プラス)ネジですがしっかり締めるにはメガネレンチで締めた方が良いです。ネジ山が舐めてしまうのも防げます。
あっという間に装着完了です!
トーハツ2馬力について詳しく知りたい人は下記記事を参考にしてください!
メンテンナンスや補修方法は下記にまとめてあります。
▷2馬力船外機記事一覧
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