【ボートエース艤装】サイドフロートをボートエースに自作で取り付ける方法【2馬力ボート】【DIY】
2024.03.30更新
※当サイトはアフィリエイト広告を利用しています
2馬力ボートは安定性がそこまで良くありません。
一人乗りだとボートの真ん中に乗っていれば、風速4m程度までであれば釣りが出来ます。しかし海況は突然変わります。その度に何度も怖い思いをしました。
2人乗りだと同船者が突然動いたり、片側に寄ったりしてバランスが崩れやすいです。常に同船者の動きに気を配りバランスを取る必要があります。
転覆のリスクを減らし、安全、快適にボート釣りを楽しむためにもサイドフロートは装着した方が良いです。
下記記事では、2馬力ボートの安全性について解説しています。合わせて読んでおきましょう!
→【危険】2馬力ボートは安全性について
この記事では僕のボートエースGEB30で使用してきたサイドフロートの紹介とメリット・デメリット紹介していきます。
ボートエースに取り付けするサイドフロートは色々ある
フロートボートのサイドフロート流用
最初はフロートボートのフロートを使用していました。リトルボートから販売しているボートエース専用フロートと全く同じです。
- 材 質:中空構造ポリプロピレン
- サイズ:36×26×120cm
- 重 量:フロート1個 4.5kg
- 内 容: 硬質フロート本体2個、ステンレスパイプ4本、ノブナット4個、ノブボルト4個
- 片舷浮力:50kg
1×2材とイレクターパイプ等を駆使して取付ています。安定感はありますが、波に突っ込んだ時の波の飛沫(スプレー)は結構あります。
この投稿をInstagramで見る
僕のInstagramの投稿ですが、横にスワイプして3枚目の動画を参考にして下さい。
- 2人釣行
- 波高0.3mくらい
- GPS計測で約7km/h
移動中の動画ですがそれなりに海水がボート内に入ってきます。サイドフロートの形状的に仕方ないですね。
フロートボート用サイドフロートのメリットとデメリット
フロートボートのサイドフロート、リトルボートのボートエース専用サイドフロートのメリット・デメリットは下記の通り。
メリット
- 浮力は問題なし
- 安定感抜群!!
- ボートエース専用品だから取付キットもあり便利
- 魚のヒレ、フック等によるパンクの心配がない。丈夫。
- 上手く艤装すればフロートの上をテーブル代わりに使用出来る。
デメリット
- 車に積んだ時かなり場所を取る
- 自宅の保管にも同様に場所を取る
- ボートエースGEB30はボートの真ん中に取付ける様になる。
- オールが使えない。
- 波に突っ込んだ時の飛沫は結構ある
ボートエース30ではボートの真ん中に取付ける様になる
ボートエースでは、もともとボートに開いている穴を使用して取り付けはなかなか難しいです。上手く艤装すれば後方に取り付ける事は可能です。しかし、後方に取り付けてしまうとオールクラッチを挿す取り付け穴を使ってしまうことになり、オールが使えなくなってしまいます。
オールが使えない
サイドーフロートを取り付けてしまうと、オールが使えなくなってしまいます。使えたとしても、サイドフロートに当たって漕ぎにくいでしょう。潮の流れが速かったり、風が強かったり、荒れてたりしたら漕いで進むスピードよりボートが流されるスピードの方が速かったりします。そうなってしまうとオールが使えないと変わりありません。
サイドフロートを後方に取り付けているのであれば、最悪の場合船首(前側)の方のオールクラッチ取り付け穴を使えば良いかもしれません。
オールクラッチを艤装で取り付けている人もいるので参考にしてみてください。
波飛沫は結構ある
サイドフロートの形状にもよりますが、波の飛沫は結構あります。波が高いところに突っ込むと船内に海水がバシャバシャと入りこむことも……。対策としてはプラスチックダンボール(通称プラダン)でガードすることで飛沫を抑える事が出来ます。
何度かこのサイドフロートを使用しましたがすぐに使わなくなりました。
取り付けキットを自作したのですが、取り付け工程が多すぎて面倒くさい……。
この手間を面倒と感じるなら、素直にリトルボートのボートエース専用サイドフロートを購入した方がいいでしょう。
準備と片付けに時間を取られたくない
PVCチューブタイプサイドフロート
年に何度か釣り初心者の方と同船する機会がありました。
船べりに寄って釣りをしたり急に大きく動いたりと危ないと思う事が増えたので新たにサイドフロートを準備しました。
このサイドフロートは某フリマアプリで、近場の人から購入。引き取りに行った際、少しお話させてもらったらたまに同じ場所から出船しているとの事。世の中狭い……。
前オーナーの仕様のまま、取付穴だけ空け直して完了。前オーナーはボートエース25で使用していました。
天板にドリンクホルダーや魚探を設置して船内を広くしたり、魚を締めたりするのに活用できます。目線を落とさない分、船酔いしにくかったりしますよ!⇒ボートで船酔いしない方法5選
また、サイドフロートも天板にしっかり固定されているため横波を受けた時やうねりに対してサイドフロートが浮き上がり(逃げ)にくく安定性もあります。
高さが固定されているので、移動時に波を受けてボートのスピードが出なかったり、釣れた時にボートの下に魚が入ってしまうと天板にラインが当たってラインブレイクしてしまうデメリットはあるかもしれません。
もっと簡単にサイドフロートを取り付けしたい!
何度か使用してみてコンパネが重いし大きくて邪魔なのでなんとかならないかと改良してみました。車に積む時も邪魔になるしね。
準備と片付けは楽にしたい!
ボートエース30の場合ですが、両サイドの持ち手部分にベルトを通して固定。上からステーで抑えるだけで問題なさそうなのでこれで使っています。
別記事にしてますので出来るだけ簡単にサイドフロートを取り付けしたい人は下記記事も合わせて参考にしてみてください。
→ボルト2本でOK!ボートエースに自作で手間なくサイドフロートを取け付る方法
PVCチューブタイプサイドフロートのメリット・デメリット
PVCチューブタイプサイドフロートのメリット・デメリットは下記。
メリット
- 使わない時は空気を抜いて畳んでおける
- 軽い
- 浮力も問題なし
- 車の積み込みも場所を取らない
デメリット
- 準備には空気を膨らませたり取り付けたりと手間と工程が増える。
- 取付けには少し工夫が必要
- 魚のヒレやフックがフロートに刺さるとエア漏れする可能性がある。
魚の取り込み時は特に注意が必要 - 経年劣化、紫外線、エア漏れ、などに気を配る必要がある。
PVCチューブタイプサイドフロートを使ってみて同船者の感想
2022年7月 追記:走行時の波飛沫は気になりません
2人乗船で荷物も結構満載ですが走行時の波飛沫はきになりません。
それもそのはず。
移動中は海水に浸かっていません。波飛沫も気にならないし、安定性も悪くないのでサイドフロートの高さはこの位置で決まりですね!
まとめ
サイドフロートは転覆のリスクを減らし、安定性が上がり安全かつ快適に釣りが出来る艤装です。
二人で釣りをすると、同船者の動きを見て常にバランスを取りながら釣りをする必要がでてきます。
片方がバランスが崩れると、そのはずみで自分もバランスを崩してしまいそのまま落水…。という事もありえます。
楽しく安全・快適に釣りをするためにもサイドフロートの使用をオススメします!
- DIYに自信がある人
- PVCフロートのパンクが心配
- イレクターパイプが使える
- ロッドホルダーもサイドフロートに設置したい(オプションあり)
そんな人は下記のサイドフロートがおすすめです。