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ボートを運ぶのは少しでも軽い方がいい…。
最近僕は年齢を重ね、体力も腕力も衰えてしまい砂浜の運搬で体力を奪われてしまいます。
そんな中でボーターの皆さんが使用しているバルーンタイヤがどんなもんか使ってみようと思いました。
ボートドーリーのタイヤ交換はこれで4回目になります
そろそろタイヤ選びに決着をつけたいところ。
この記事ではバルーンタイヤへの交換方法を紹介します。
ボートエース乗りの人、かつリトルボートのボートドーリーを使っている人は参考にしてみてください。
交換方法はYouTube動画でも投稿していますので合わせてご覧ください。
バルーンタイヤは砂浜に強いタイヤ
バルーンタイヤは空気を入れて膨らますタイヤです。ボートドーリーに一般的に取り付けているノーパンクタイヤやチューブタイヤなどとは違います。
バルーンタイヤの特徴には下記のような事が挙げられます。
- タイヤ幅が太い
- タイヤ直径が大きい
- 砂浜に強い
バルーンタイヤについてのインプレ・口コミは下記記事をご覧ください(準備中)
バルーンタイヤへ交換する方法
ボートドーリーのタイヤをバルーンタイヤに交換してみます。
使用するバルーンタイヤはこちら。
まずタイヤのスペックからみていきましょう!
- 直径 約33cm
- タイヤ幅 約18cm
- シャフト径 約22mm
交換に必要な情報は上記になります。
僕が使用しているボートドーリーはリトルボートで購入したものです。このボートドーリーはシャフトがΦ19です。
バルーンタイヤのシャフト径と3mmの誤差があります。そのためガタが出来てしまうワケですが、なんとなく解決出来ましたので最後の調整で説明します。
必要なもの
- ステンレスパイプΦ19 50cm
- 塩ビ管 VP20 5cm
- 割りピン 4つ
- ディスクグラインダー
- ディスクグラインダー用切断砥石 鉄工用
- ドリル
- ステンレス用ドリル刃
- パイプカッター
必要なものは上記ぐらいです。ステンレスパイプを切断するのでDIYに慣れていない人は大変危険です。最近ではホームセンターなどでカットサービスなどを利用すると良いでしょう。
ステンレスパイプΦ19は厚さ2mm
ステンレスパイプの厚さは2mmです。リトルボートで購入したボートドーリーのシャフトも2mmだったので同じものを選択しました。ホームセンターに売っているステンレスパイプは0.9mmぐらいまでのものしか発見できなかったので、素直にAmazonで購入した方が早いです。
またステンレスパイプには”巻きステンレスパイプ”というものも販売されています。これは鉄パイプにステンレスを巻いているだけなので、海水で使用するとサビてしまいます。なんだかんだ消去法で消していくと高価なステンレスパイプしか残りませんが結局それを購入するのが一番安上がりになると思います。
交換手順
- ステンレスパイプをカットする
- ステンレスパイプに割りピン用の穴をあける
- VP20を適当な長さにカットする
- 各パーツを組む
- 割りピンで左右を固定する
工程的には難しくはありません。しかし、ステンレスパイプをカットしたり穴あけをしたりするのが大変というか難しいです。ここがクリア出来たらあとは組み上げるだけの簡単なお仕事です!
それでは次から順番に説明していきます。
ステンレスパイプをカットする
ステンレスパイプのカットは一番慎重に行っていきましょう。
長ければ後でカットし直しが出来ますが、短くしすぎると取り返しがつきません。気持ち長めぐらいにしておきましょう。長すぎるとタイヤの遊びが出来てしまい、動きが重くなる原因になります。
僕の場合は23cmでカットしました
ステンレスパイプに割りピン用の穴をあける
カットしたステンレスパイプに割りピンを入れる穴をあけます。パイプの両端から5mmぐらいのところに2mmの穴をパイプ上下にあけます。ドリルの刃が長いものを使用すると刃が折れやすかったり、力が入らなかったりするのでショートタイプの刃を使うことをおすすめします。
また、いきなり2mmの穴をあけるのではなく、下穴として1mmの穴をあけた方がいいです。このあたりの作業を丁寧に行うとスムーズに穴あけをすることができます。
VP20を適当な長さにカットする
塩ビ管はタイヤの内側のスペーサーとして使用します。
これがないとタイヤがドーリーフットに当たってしまいます。(画像参照)
割りピンの穴あけの位置によって塩ビ管の長さは微妙に変わってくるので、現物合わせでカットしてください。
各パーツを組む
それでは各パーツを組んでいきましょう。
まず最初に手順③で切り出したスペーサー(塩ビ管)を入れます。
次はワッシャーです。後はバルーンタイヤ→ワッシャー→割りピンの順番になります。
割りピンで左右を固定する
ここまできたら後は順番に組み上げていくだけです。最後に抜け止めで割りピンを使用し固定しましょう。(画像は仮固定のためRピンを使用しています)
これで一旦完成ですが、ボートドーリーのシャフト径とタイヤのシャフトが違うためガタがあります。
それを少しでも改善するために少し手を加えていきます。
3mm丸棒で針状ころ軸受もどきを作成
3mm丸棒で針状ころ軸受もどきを作成していきます。これについてはガタが解消するだけなので、もしかしたら回転の抵抗になってしまう可能性もあります。
バルーンタイヤと同じ幅(長さ)でカットします。片側6本使用し、3mmx1M(メートル)が2本必要でした。
砂浜で使ってみた感じでは問題ありませんでした。