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こんにちは。しんさんです。
僕の出船場所は砂浜だけでなくスロープもあるので船体に少しでもキズが入らないように補強も兼ねた船底の保護が必要です。
船底の保護にはキールガードを取り付けるのが一般的ですが、様々な素材や接着方法があります。
この記事ではボートエースの船底にアルミ平棒のキールガードを変成シリコンを使用して取り付ける方法を紹介します。
キールガードの取り付け方法が知りたい人や船底保護に悩んでいる人の参考になれば嬉しいです!
この記事の内容はYoutube動画でも投稿しています。動画でしっかり理解したい方はぜひご覧ください!
キールガードの取り付け手順

まずは必要なものを確認しておきましょう。全てホームセンターで揃います。
前準備
- 必要なもの
- ・キールガード(アルミフラットバー、アルミ平棒)
・プライマー
・変性シリコン・コーキングガン
・サンドペーパー(#80~#120程度のもの。表面を荒らすため)
・スキングテープ(位置決め、固定用)
・布、ウエス(清掃、脱脂用)
・ヘラ、ローラー(接着剤を均等に塗布・圧着するため。なければ手袋をした指でも可)
・カッターナイフ
- あると便利なもの:
- ・手袋、保護メガネ(安全のため)
・カッタナイフ(古い汚れや異物を剥がす場合)
アルミフラットバー

幅20mm×厚さ約2.0mm×長さ約2M
アルミ平棒、アルミフラットバー、キールガード、本体。ステンレスの方が強度が出そうですが、加工が難しくなるのと重たくなるのでアルミを選択。
変性シリコンコーキング

キールガードの接着用。通常(?)のシリコンでは接着性がありません。変成シリコンにします。
プライマー

変成シリコンの密着性の向上

マスキングテープ

必要ない部分へのコーキング剤の塗布防止。キールガードの位置の目印や固定などにも。
指サック、ヘラ
コーキングの整形。指で補填したコーキングをなぞると指紋のあとができます。さらにコダワリたい人は指サックやヘラを使って補填したコーキングを整形をします。
取り付け手順

さっそくやっていきます。と、いきたいところですが、僕のボートは過去にゴム板を貼ってみたりシリコンコーキングをしたりしてボートの表面の状態が悪いです。いろいろなところにコーキングが付いているのでまずはカッターナイフで古いコーキングを落としていきます。
貼り付けの工程は2艇のボートの画像が交差して見辛い部分がありますが、ご了承ください。

ここでポイント!カッターの刃ではない部分でコーキングを削り取る
向きと裏表を要チェック!
ここの部分はYOUTUBE動画を見てもらった方がわかりやすいです。(→該当再生場所1:49)

コーキングが落とせたらサンドペーパーでさらに100番のサンドペーパーで削ります。すると、削りカスがコーキングに付着して落としきれてない部分がわかりやすいです。残っているコーキングを再度カッターナイフで削ります。
この工程を繰り返し、自分が満足したら完了ですw
キールガードを船底の形状に曲げる

まずはアルミ平棒を船底の形状に合わせて曲げます。これをすることで接着したあとに無駄にマスキングで固定する必要もありません。
曲げ方は動画の方が分かりやすいです(→該当再生箇所4:25)
一人で作業する場合は船尾側をテープで固定しておくと曲げていきやすいです。
曲げるポイントは船底に当たっている部分をちょっとずつ船首に向かって曲げていくことです。
マスキングをする

それではキールガードを接着していきますが、まずは余分なところに変性シリコンコーキングが付着しないようにマスキングを行います。
マスキングは手を抜いたら、仕上がりに差がでます。不必要は箇所に付着すると除去の手間もあります。
プライマーを塗る

変成シリコンコーキングを塗る前にプライマーを塗ります。プライマーを塗ることで、変性シリコンの密着性を向上させます。変性シリコンを塗る面より大きめにプライマーを塗ります。
キールガード側も忘れずに!!
変成シリコンを打つ

変成シリコンを打っていきます。キールガードを押さえると変性シリコンがはみ出るくらいたっぷりと塗ります。
余談ですが、検索していると「ヘルメチック ミラクル4」で接着している人がいました。接着力はこちらの方が高いと思います。
が、値段も高い!!

貼り付ける

船底とキールガードにプライマーを塗ったら、いよいよ貼り付けていきます。位置決めをしながら上から軽く押さえつつキールガードを貼り付けます。

上から押さえることで変性シリコンのエアを抜きます。
横から充填する

横からも充填するためにマスキングをします。マスキングをしたら横から充填します。その後、ヘラや指でならしていきます。

乾燥させる

横から充填したら、変性シリコンが乾く前にマスキングを剥がします。

両手を使って外側に向かってゆっくり剥がしていきましょう。
剥がし終わったら、24時間以上乾燥させます。当然ですが、乾燥中は雨に濡らさない方がいいです。
完成

24時間乾燥させたら、完成です。
マスキングで固定せずとも船底に沿ってキッチリ固定されています!

そしてちょっとやそっとでは取れそうにないぐらいガチガチに固定されてます。



これは安心して使うことが出来そうです!!これにて、キールガードの取り付けは完成です!
お疲れ様でした!
使用感や劣化具合は今後シェアしていきますね!
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