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2馬力ボートで離島釣りキャンプをしてきました!
2馬力ボートを使って離島や沖波止に渡った事は何度もありますし、車で山に家族でキャンプに行った事もあります。
しかし、いくらキャンプ経験があろうと離島キャンプとなれば話は別。
車で行くキャンプとは違い、イロイロと苦労することがありました。
この記事では、僕の初めて離島釣りキャンプをして分かった事や今後の改善点を紹介します。
キャンプ中級者・上級者の人には当たり前の事やツッコミどころ満載の点も多いと思います。
無人島釣りキャンプをやってみたい人の失敗と不安が減らして楽しい釣りキャンプの参考になれば嬉しい。
無人島釣りキャンプは色々制限される。
冒頭で車で山にキャンプに行った事があるといいましたが、無人島釣りキャンプはまた別物です。僕の失敗談を交えながら紹介していきます。
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- 今回の無人島釣りキャンプの予定
- 13:00頃出船
夕方の風が強くなる2時間前までタイラバ
一旦、車まで戻り、キャンプ道具類を積み込み無人島に移動
夕方から風が強くなる予報のため設営後休憩
夜メバリング
早朝 キャンプ道具を一旦車まで置きに戻る
昼まで釣りをして帰宅。
実際に予定通りに進んだワケなんですが、問題点はイロイロありました。
荷物が多すぎてボートが沈む
今回の離島キャンプに持ち込んだものです。突っ込みどころも荷物も満載ですが暖かく見てください。大人2人分です。
- ポップアップテント2人用
- 銀マット
- 寝袋2人分
- 水25リットル
- 食料2人分(夜・翌日分)
- メバリング釣り道具2人分
- タイラバ釣り道具2人分
- 船外機用燃料3リットル中1.5リットル使用。
- クーラーボックス20リットル2個(2人分)
- キャンプ道具用クーラーバッグ
- (バーナー 調理器具 折り畳みテーブル ランタン ヘッドライト)
- スパイク長靴2人分
覚えている限りではこれぐらいです。
とにかく持ち込み過ぎてボート内は身動きが出来ない感じになってました…。
積載量が多いのでボートの喫水もさがり、移動中に海水がどんどん入り込みびしょびしょです。
ボートエースやBIC245などは喫水線も低いので特に注意が必要です。
燃料が足らず、翌日の釣りが出来ない
釣りキャンプ当日はタイラバをやってから無人島に上陸する予定を立ててました。
翌日午前中も釣りを予定していました。
僕の場合、1釣行でだいたい1.5リットル使用するのですが、今回は荷物が多いので、離島と車までの2往復分余計に燃料を消費します。
……と安易に考えていたら、最終的には燃料が全然足りませんでした。
キャンプ用品を積んだりしたらボート全体の重量が増え燃費が悪化します。
思ったより燃料を消費してしまいました。タコメーターを見ながら回転数は抑えてゆっくり移動を繰り返していたんですけどね…。
さらにゴリッタに入れた予備燃料5リットルを準備してたんですが、それを自宅に忘れてしまいました。
オールも当然持って行っていますが、荷物満載の状態の狭い船内でボートを漕ぐのは現実的ではありません。燃料は多めに持参するようにしましょう。
海水がボート内に入り込む
荷物が多いことが原因で喫水が下がり、移動中は海水がバシャバシャと入ってきました。
一応、濡れないように寝袋やテントはビニール袋に入れてたので事無きを得ました。
荷物が多すぎてボート釣りが出来ない。
ボート内が狭すぎて身動きが取れず、全く釣りが出来ません。
無人島に荷物を置いてボート釣りをするという選択肢もありますが、それが出来るのは釣り人が来ないとわかっている時だけです。
僕が上陸したキャンプ地は渡し船で釣り人もよく見かける場所です。
モラルの問題かもしれませんが、そのような場所に荷物を置いてボート釣りに出かけるのは怖い…。
寒かったら車中泊という手段が使えない。
キャンプ場でキャンプでする場合、最悪寒かったら車まで戻って車中泊をするという手がありますが、無人島キャンプではそれが出来ません。
夜の海を戻っていくのは危険です。つまりどんなに寒かったり、体調が悪くなっても夜になると島から出られなくなってしまいます。
また、周りの人で無人島に来る術(すべ)が無いと助けることすら困難になります。
まめに連絡を取り合う、居場所の確認をするなどしてください。
当日は某(変態)グループのみなさんには大変お世話になりました!!!!
最悪、AppleWatchでは緊急通報という手段があることは覚えておいて損はありません。
ガッツリ釣りをやろうとしたけど無理だった。
風が強い事もあったんですが、まったりコーヒーを飲んだり、ラーメン食べたりしているのが楽しく?てあまり釣りが出来ませんでした。
それでも5時間くらいはしてますが!ほとんど釣れませんでしたが!!
ラーメンはうまい!
実はダイソーメスティンを購入し自宅で半自動炊飯でご飯を炊いてみたりして、きたる釣りキャンプに備えてました。
釣りキャンプ当日、米の準備をしていてふと「ワイが食べたいのはホンマに米なのか…」と変な賢者タイムに入ってしまい結局米は持っていきませんでした。
何故かメスティンはそのまま持っていきましたが姿を見る事は一度もありませんでした。
そもそも僕は料理は得意ではないので、ラーメンとかパンをかじる程度で全然大丈夫なんでした。
満潮時の事を考えてなかった
無人島に上陸し、ある程度必要な荷物を降ろし写真を撮りました。
適当にボートを置いてたんですが、ボートが流されると指摘されました。全然そのことは頭にありませんでした…
上の画像の赤○部分まで満潮時はここまで潮位が上昇します。
砂浜の砂が打ち上げられて段差が出来ています。
当日は大潮だったのでやはりそのあたりまで潮位は上昇しました。
岩の色が違うところや砂浜の砂の打ち上げられ方で把握できるのですが、テンションアゲアゲ↑↑で気にしてませんでした。
そのまま気がつくことなく釣りに夢中になったり寝ていたら危なかったです。
離島釣りキャンプをするときの心得と注意点
荷物を厳選する
初めての離島釣りキャンプということで、イロイロ持ち込みすぎました。
次のキャンプまでに荷物を厳選していきたいと思います!
とりあえず、必要そうなものを上げていきます。コレはいる!とかいらない!とかあればコメントやSNSなどで教えてくだされば喜びます!
アイゼン
昨年買ったウェーダーブーツに付けてスパイク長くつ代わりにして荷物を減らす魂胆。滑るところで釣りしないなら必要なし。
ワンタッチテント ソロ用
ズボラな僕用。準備と撤収がすぐできるテントが欲しい。ワークマンで買った方が良さそう。
ヒーター アタッチメント
寒さ対策
バーナーシート
タックルボックスを机代わりにしたときに、ボックスが熱で変形しないように。なお、100均のセリアにもある模様。
ホットサンドメーカー
持って行って色々焼いてみたい!けど荷物になりそう。
釣り竿
メバリングフロートリグ用
!?
リール
メバリング用リール
!?!?
満潮時の潮位に注意する。
満潮時はどこまで水位が上昇するのか明るい内によく確認しておきましょう。
上陸して適当にボートを置いてたら満潮時に流されたしまっていたなんてシャレになりません。
また、暴風などで荒れていたらもっと海水は押し寄せてきます。
まぁ、そんな日にキャンプに行こうとは思わないでしょうけど。
周囲に知らせておく
周りに迷惑をかけないためにも自分がどこに行くのか、誰と行くのか、どうしているのかマメに連絡をとるようにしましょう!
あなたの事を心配している人はたくさんいます!
共用できるものはなるべく使う
荷物を減らすべくやるのはまずはこれでしょうか。
折り畳み椅子も持って行こうと思ってましたがクーラーボックスを椅子替わりに使ったのは正解でした。
折り畳みテーブルも意外とかさばったのでタックルボックスで代用したいところ。
翌日の天気予報も確認しておく
無人島上陸時は天候が良くても、帰るときも同じとは限りません。
天候、風、うねりなどはよく確認しておきましょう!無理だと思ったら離岸しないこと。
いきなり遠くの無人島に行くのではなく、最悪手漕ぎでも帰れる距離の無人島でどんな感じなのかやってみるのもいいですよ!
まとめ
はじめての離島釣りキャンプは改善点もありましたが、非日常を味わう事もでき楽しいものとなりました。
また近々行きたいと思います!